bat japan - 不法取引について



世界的な問題になっている不法取引

消費者が密輸又は、偽造された紙巻きたばを節約のために購入することは、知らないうちに国際的な犯罪組織やテロリストへの加担につながっている可能性があります。

これは、既に世界的な問題となり、拡大しつつある、たばこの不法取引という深刻な問題なのです。

全世界で不法に取引されている紙巻きたばこの本数は、年間でおよそ6,000億本に達するものと推定されています。この本数は、全世界の消費量の約12%に相当し、これがおよそ300億米ドルという各国政府のたばこ税の年間損失額につながっています。

ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・グループ(以下、グループ)は、あらゆる形態の不法なたばこ取引を排除・根絶すべく、規制当局、政府、そして世界税関機構(WCO)、世界貿易機関(WTO)及び、世界保健機関(WHO)等の国際機関を全面的に支援しています。マーケットから不法取引を排除することがグループの願いです。

こうした闇市場は、上昇が続くたばこ税に後押しされています。特に、近隣諸国における低いたばこ税とこれに伴う安価なたばこ価格によって、闇市場の発生が促されることになります。世界には、刑罰が軽く、国境の管理が甘く、検挙率が低く、そして汚職・政治腐敗が蔓延している地域があり、こうした事態がさらに問題を悪化させているのです。

グループは、不法取引の土壌を生まないために、政府が実行可能な税制と経済政策を策定すること、そして不法取引に対処するための国境管理と有効な法制を強化することが極めて重要であると考えています。

偽造品

本物と区別がつかないような偽造品もあります。またこうしたものとは別に、犯罪者がオリジナルデザインに一部の変更を加えて作った、紛らわしい偽造紙巻きたばこもあります。例えば、グループの「State Express 555」という製品を、番号だけ999に変えると行ったやり方です。こうしたものは、新たな製品ラインナップであると、消費者から誤解を受ける可能性があります。
粗悪で風味の劣る偽造品の場合、真正の製品よりも健康へのリスクが高いという問題もあります。タール、ニコチン、一酸化炭素のレベルといった、グループが遵守している厳格な規制基準が、こうした偽造品により守られているとは考えられず、また、未承認の原材料が含有されている可能性もあります。
偽造品の大部分は、中国の不法業者が製造したもので、中国に次ぐのがパラグアイ、そして中東諸国となっています。また、それほど多くはないものの、東欧諸国で偽造品が作られるというケースもあります。

当局による強制捜査に期待したいところですが、多くの犯罪行為は、場所を転々とする小規模な集団により、追跡困難な遠隔地にて行われています。紙巻きたばこの箱詰めは、人目に触れない一時的な作業場において手作業で行われているというケースが多く、1時間もあればその証拠はあとかたもなくなってしまいます。

犯罪と報酬

不法取引に関わっているのは、小さな犯罪組織だけではありません。組織的な犯罪が支配的になりつつあります。報酬が巨額となる可能性もあります。長さ40フィートのシングルコンテナ(紙巻きたばこ850万本)を英国に密輸して市価の半値で売りさばいた場合の犯罪者の利益は、およそ100万米ドルになります。
国際刑事警察機構(インターポール)によると、薬物や武器の密輸、そして人身売買に関わっている犯罪組織が紙巻きたばこやアルコールの不法取引の裏にも見え隠れするとのことです。米国法務省は、一部はテロ組織にもつながっていると述べています。


米国に拠点を置く、公共の完全性に関するセンター(Center for Public Integrity)の活動の一環として、テロや汚職そして組織的犯罪とのつながりを含めた紙巻きたばこの密輸に関する詳細な報告書が、国際調査ジャーナリスト協会から数多く刊行されています。


ページ最終更新日: 17/05/2016 08:19:22 GMT