bat japan - 「有害性の少ない」たばこはあるのでしょうか



私たちは、私たちの製品が公衆衛生に及ぼす影響を削減することを望んでいます。

有害性が低減された製品への取り組み

私たちブリティッシュ・アメリカン・タバコ・グループ(以下、グループ)は、たばこ製品が実際に深刻な健康リスクをもたらすこと、またそうしたリスクを回避する唯一の方法がたばこ製品を使用しないことであることを理解しています。しかし多くの成人が喫煙を選択しているのも事実であり、そのためグループでは、喫煙がもたらすリスクを軽減し、よりリスクの少ないたばこや、ニコチンを用いた代替品を提供することを優先事項として取り組んできました。

ハーム・リダクションとは

公衆衛生の世界において、ハーム・リダクションとは、危険を伴う行動を全面的に止めることなく、健康に対する有害な影響を軽減するポリシーを確立することです。

たばこに関しては、従来の製品よりもリスクが小さい代替品を、禁煙できないか禁煙しないと決めた喫煙者に提供することを意味します。

「ハーム・リダクションの基本的な考え方は、代替ニコチン製品が無害であるということではなく、従来のたばこに比べて95%以上リスクを軽減するものであること、また禁煙できない人や禁煙を希望しない人に、ニコチンを使った有力な代替品を提供することにあります。克服すべき課題は、残存リスクを管理しつつ、ハーム・リダクションがもたらす有意な公衆衛生を実現するための適切な枠組みを見出すことです。」]
「The importance of dispassionate presentation and interpretation of evidence」(公平なプレゼンテーションおよび証拠の解釈の重要性)、53名の有力な科学者および公衆衛生の専門家が署名した世界保健機関(WHO)宛ての公開書簡、2014年6月。」

 
前向きな方策としてのハーム・リダクションの提唱

 

たばこハーム・リダクションという考え方は新しいものではありません。グループでは長年にわたり、有害性の少ない経口たばこであり、リスクが少ないことが証明された製品であるスヌースのプロモーションを進めてきました。しかし世界的には、消費者へのアピールや供給が不足しています。結果的に、ハーム・リダクションがコンセプト段階からグローバルな現実へと変化したのは比較的最近―電子たばこの人気が高まってきてから―のことです。

科学や公衆衛生の世界では、健康リスクがあることを知りつつ喫煙を続けている13億人の喫煙者を助ける前向きな方策としてのハーム・リダクションを提唱する声が高まっています。

現実には、従来の「禁煙」健康サービス同様、禁煙することができない喫煙者は、よりリスクが小さい製品への切替を奨励されることになります。ただし、現時点でこのアプローチを積極的に支持している国はわずかです。公衆衛生の専門家や関係団体の中には、電子たばこの健康リスクに関してはまだ十分に解明されておらず、喫煙を排除しようという動きを阻害することになるのではないかと懸念する声もあります。そうした専門家や団体は、たばこハーム・リダクションに向けたたばこ業界の取組にも懐疑的です。

 
アプローチ

 

グループの研究開発プログラムは、たばこハーム・リダクションを中心とし、従来のたばこに比べリスクの少ない次世代のたばこ製品およびニコチン製品の開発に取り組んでいます。その成果として、2013年に発売した電子たばこ「Vype」や、関連会社のニコベンチャーズ社がイギリスでの発売準備を進めているニコチン吸入製品、画期的なたばこ加熱装置などがあります。

グループでは、科学者や規制当局と連携して、これら次世代製品のプロモーションを実施し、また消費者の安全と製品の品質を第一とする規制的アプローチを提唱する一方で、喫煙本数を減らし或いは完全な禁煙を支援する、リスクの少ない新しいニコチン製品の普及を目指しています。

 

透明性およびワールドクラスの科学

 

グループでは、規範となる企業活動を展開し、研究開発を含めた全事業にかかわる透明性の確保に積極的に取り組んでいます。

このアプローチの中核となるのが、科学に関する透明性の確保です。グループの科学研究プログラムの詳細は、次の科学専用ウェブサイト(www.bat-science.com)で公開しています。科学研究の成果は学会誌などでピアレビューを受け、或いは多数の科学者が参加する有力な国際会議などに提出します。

たばこ業界が実施したり、或いは資金を提供した研究に対して懐疑的な見方をする人たちが存在することは十分理解していますが、たばこハーム・リダクションという科学に寄与することが私たちの責任であると考えています。

グループは最新鋭のR&D設備を備え、様々な分野をカバーする数百人の科学者を擁し、アメリカ、カナダ、スペイン、ドイツ、中国、ロシアなど世界各国の科学者たちと協力して研究開発を進めています。また規制当局関係者および科学者による、イギリスにあるBAT研究施設への訪問を積極的に展開しています。

ハーム・リダクションが賛否の意見が分かれるテーマであること、また、たばこメーカーのモチベーションに懐疑的見方をする人たちがいることは承知しています。

私たちの活動がハーム・リダクションに対する継続的取組姿勢を証明するものとなること、また各国政府が、公衆衛生政策に対する先進的方策の一環としてハーム・リダクションがもたらす潜在的メリットについて慎重に検討することを希望しています。


ページ最終更新日: 17/05/2016 05:00:09 GMT