bat japan - 紙巻たばこの構造と製造



フィルターのデザインは、吸い心地、そしてたばこの味にも影響を与えます

たばこはどのように製造され、デザインによって味や煙の量は、どの程度違ってくるのでしょうか?

フィルターについて

フィルター内のセルロースアセテートは、木材パルプが原料でクモの巣状になった繊維質です。

フィルターの製造では、原材料は、750キロの巨大な貨物に圧縮された10,000本以上の繊維からなる1本の長い帯の状態で、工場に到着します。

この圧縮された繊維は、機械によって広げられ、ほぐされてから、可塑剤をスプレーして繊維をつなぎ、薄紙で包まれます。さらに、フィルターのサイズに切られてから、たばこ製造機械の中へ送られます。 

味と煙の量を調節する工程

たばこの製造工程では、様々に香りと味の強さを変えることができます。また、規格化された機械による測定に従って、生成される煙の成分の量を減らすことができます。

フィルターの構造:フィルターの構造を変える方法はいくつか考えられます。例えば、材料の種類に、より多くミシン目のような穴を開けたり、長さを変えたり、より多くの繊維を使って密度を上げたり、繊維の太さや使用する素材を変えたりすることなどが考えられます。こうしたフィルターの違いが、煙の濾過度合いを左右して、味や吸ったときの印象や、煙の量(規格化された機械により測定されます)に影響を与えるのです。

フィルターに活性炭(チャコール)を用いることで、煙に含まれるガス成分の一部を除去することができます

活性炭(チャコール)には、煙に含まれるガス成分の一部を吸着して除去する特性があるため、標準的なセルロースアセテートと組み合わせられることがあります。こうしたチャコールフィルターは、大抵、ホワイトセルロースアセテートだけの吸い口部分と、活性炭の粒をちりばめられた部分とで構成されています。活性炭の主成分はカーボン(炭素)ですから、カーボンフィルターと呼ぶこともあります。

フィルターに開いている小さな穴を通気孔といい、煙の量を抑え、たばこの味わいを軽くします。煙を空気で希釈するため、たばこを吸うと、空気がこの孔から引き込まれ、火のついた先からの空気と混ざり合って煙を薄めます。通気孔はフィルターで吸着し切れない煙の粒子を減らすために非常に役立っています。

たばこの巻紙:本体とフィルターの部分を巻いている紙には、様々な調節が可能です。巻紙の多孔率(その紙がどれだけ空気を通すか)は、煙の量や味に影響を与えます。巻紙がより多くの空気を通すと、たばこ本体を通過する煙の要素が希釈され、煙の量が減り、味が軽くなります。

膨張させたたばこの葉:ドライアイス・エキスパンデッド・タバコ(DIET)という名で知られている、膨張させたタバコの葉身を使うことで、味や、たばこを通過する煙の要素の量やスピードを変化させることができます。

膨張させたタバコの葉身は、通常のタバコよりも体積が非常に多くなるため、少ないタバコの葉で紙巻たばこを作ることが出来ます。そして、異なる味を作り出したり、タールを含め燃焼の際に発生する成分の排出を少なくすることが可能です。

すべてをひとつに

製造工程において、それぞれのブランドが特別なブレンド方法を持ち、厳選された巻紙、フィルターの構造、フィルターの通気性やティッピング・ペーパーを使用してブランドの刻印が押されます。

これらの構成は、製造機械が安定したロットを生産するように設定され、機械が高速でたばこを高品質の亜麻繊維紙で包み、棒状のものを製造します。さらにその棒状のものは、一定の長さに切断され、フィルターを付けた後に製品として完成しパッケージに詰められます。


ページ最終更新日: 10/02/2015 09:51:20 GMT